しょうた日記 平成34年5月




34-05-31

大学50年生

留年経験もないのに最近大学を留年する夢ばかり見ます
もう50回ぐらい見ています。

留年パターンにも何種類かあって、
友達の家で愛のスコールサワーを飲みながら「飲酒運転だー。」とマリカーで逆走とか変なプレイをやって遊んでいるうちに科目登録を忘れてしまった
歌広場で持ち込んだ愛のスコールサワーと500円ワインを空けて飲み潰れて科目登録を忘れてしまった
スマホとパソコンが同時に壊れ、さらに家の鍵もどこかに落としたため外出もできなくなり科目登録を忘れてしまった
なぜか岡山県北の津山市に桜を見に青春18きっぷで一人旅に出かけて科目登録を忘れてしまった

など、さまざまです。
え?
4つとも科目登録忘れだって? 他にも理由はありますよ。

肺の病気で数か月間生死の境をさまよい出席日数が足りず留年決定。先生には肺気腫と告げられていたけど激痛はなかったので別の病気だと思います。
夢の中ではなんでもありなので、なぜか早大教育学部英文科に在籍するしょうたの必修科目の担当がネプチューン堀内健で、彼は7割近くの生徒に単位を渡さない厳しい教授として有名だったので最初からあきらめて授業に出ないで留年決定
高校の部活の友達がゼミのメンバーでなぜか高校の部活動も継続されていて、試合で一人大ヘマをしたしょうたは気まずくなって不登校になって留年決定
語学クラスの女子に恋して大量のポエムを送り付け、その後失恋したショックで引きこもって留年決定。これは現実では新海誠好きのしょうたのクラスメイトがこうなったんだけど……。

カラオケボックスが池袋の歌広場ではなく高田馬場のカラオケ館になってたり、旅行先が岡山の津山から福井になってたり細かい違いはあるものの、最近のしょうたが見るのは基本的に今あげた8種だけです。
学力が原因で留年する夢は全く見ないあたりに「留年するほどは頭悪くない。」という心の奥底にあるプライドの高さが見えてきて気持ち悪いですね。
何かしらの深層心理の現れなんでしょうか?

留年を人生の失敗をと読み替えると、遊んで留年決定する系の夢は真面目に生きていないことへの後ろめたさ……などと理解することもできるにはできるんですが、ポエムを送りまくった挙句失恋する夢や堀内健におびえる夢はどうやっても理解できません

しょうたは自由人なので生身の人間との恋愛のような他人に縛られる行為はまっぴらごめんだし、ましてやポエム連投なんて時間ばかり使う無駄なことするはずないのですが……。
堀内健は好きでも嫌いでもないし、全く興味ないのですが……。

昔さんまがホンジャマカの恵俊彰 (この春に早稲田の大学院に入学) と堀内健は不仲と言っていたので、早大生しょうたが堀内健に苦しめられる夢の正体は恵さんの持つ嫌なもののイメージではと思ったものの、恵さんの夢をしょうたが見るわけがないし何が何だかさっぱりわかりません

ユングとフロイトもこれにはお手上げでしょう。
飲むと悪夢を見れるというヤクルト1000を飲めばマイナスとマイナスでプラスになって見る夢が変わったりするのかな?
34-05-24

タケコプターごっこ

こん^^
しょうたです。

しょうたは平成の男子小学生なのに日記ではあまりそれらしい話をしていないので、今日は学校のことについて書きます。

しょうたのクラスではさいきんタケコプターごっこというあそびが流行っています。
タケコプターごっこといっても、「風車を頭につけて校舎の2階から飛び降りて一週間ほど腰を抜かす」みたいな親譲りの無鉄砲がしそうな危険なことじゃなくて、ベイブレードのトライピオのアタックリングを竹とんぼみたいにグルグル回して飛ばすあそびです。
トライピオのアタックリングはバカみたいに大きいのでスクールランブルのオープニングみたいにぐるぐるとよく回るし、ヤッターワンのメカのもとみたいによく飛びます

トライピオは全ベイブレード中最弱でなんの役にも立たないと思ってたけどこんなあそび方があるとは知らなかったです。
どんなだめなやつにも何かしらいい所はあるんだなと、のび太くんを見るしずかちゃんのようなことを思いました。

みんなも原型のまま残っているトライピオを持っていたらタケコプターごっこをやってみるといいよ。
竹とんぼかよってぐらいよく飛ぶから。
34-05-19

嘘ついたら針へプル本飲ます

あれはまだ小学校の2年生か3年生の時だったと思う。

ある日誰かが「嘘ついたら針千本飲ます。」「そういうお前こそ嘘だったら針1万本飲めよ?」「そっちこそ100万本飲みなさいよ。」
子供らしいくだらない口喧嘩をしていた。
「1千万。」「1億。」とヤフオクの1円入札商品の勢いで増えていく飲ませる針の本数。
あっという間に千本から1兆本まで達したが伸びはそこで急に止まってしまった

「1兆本飲ます。」

「お前こそ1億兆本のめよ?」

「そんな数字ないよ。」

「じゃあ兆の次の単位ってなんだよ……。」

「あんたには絶対教えない。」

「そう言って実はお前も知らないんじゃないの?」

図星だったようだ。
小学校低学年のガキが知ってる単位なんてせいぜい兆ぐらいまでだから当然だ。

わからないもやもやが気になったのか、しばらくの沈黙ののち口喧嘩そっちのけで周囲にいた人による大きな数に関する意見交換会が始まった。
しょうたは「億より大きな単位で京ってのがある。」と言った。
誰かが「俺はがいって聞いたことがある。」と言った。
別の誰かは「この世で最も大きい数のことを無量大数って呼ぶんだって。」と言った。

そしてまた別の誰かがひとこと
「無量大数より大きい数知ってるよ。

へプル

って言うんだけど……。」
声の主は容姿端麗成績優秀スポーツ万能ピアノも得意という絵にかいたような優等生のSくん

いくら優等生のSくんの発言とはいえそんなふざけ切った名前の数の単位が存在するとは誰も信じなかったけど、Sくんは、
「本当だよ。
お兄ちゃんから聞いたんだって。」
と言い張り、へプルの漢字 (アルファベットのSを右斜め45度倒したような字) を書き、さらに由来についての話までしてくれた

←へプルの漢字

Sくんの兄によるとへプルという言葉はもともと古代エジプト語で蛇を意味しており、数えきれないぐらいあった砂漠の砂を全部数えようとする人間がいたのでその傲慢に怒った神が罰として大量の蛇を空から降らせたという古代エジプト神話にちなんで無量大数より大きな数の単位として使われるようになったらしい。
へプルの漢字がSを45度傾けたような形になっているのも蛇のにょろにょろした形を表したものだという。

その話を聞いてしょうた含めた全員がへプルの存在をすっかり信じ込み、カービィの鳴き声のようなまぬけな響きも相まってその日のうちに「へプル」はクラスのちょっとした流行語になった。
「嘘ついたら針へプル本飲ます。」
「へプルへぇ。」
「へプル円欲しい。」
といった具合に。

この時点で騙されていることに気づいている子供は一人もいない。

てか今の由来の話を聞いて信じそうになった人いたでしょ?笑わないから正直に手を上げなさい。

事態が動くのはそれから数日後、大きな数について算数の授業で学んでいたときのことだ。
誰かが「はいはいはーい。」と手を上げて自信満々に「へプルです。」と答えた。

「〇〇くん?ふざけたこと言って授業の邪魔をしないでくれる?」
ヘキサゴンの珍回答でも見ないようなことを言われ怒る先生。
へプルという単語が醸し出すハ行半濁音独特の間抜けな響きで不真面目さがより強調されるせいなのか怒りの炎はいつも以上に大きい。

しばらく気まずい空気が流れたのち、やっと状況を理解した先生によって「へプルなんて存在しない。」ことの説明と「へプル」という嘘を普及させた犯人捜しのための臨時学級会が始まり、しょうたたち大きな数議論に参加したメンバーへの尋問とお兄ちゃんに騙された被害者のSくんと発端になった口論を行った2人への公開処刑が行われた。
騙された被害者なのに嘘つきのレッテルを貼られ断罪されるSくんや飛び火で数日前の口喧嘩を蒸し返される二人

社会の理不尽さを初めて肌で感じた45分間

だった。

Sくん含む多くのクラスメイトはこの事件に激怒してその日の中休みに大挙してSくんの兄に抗議に向かい、その後へプルはしょうたたちの間でSくん兄のあだ名や嘘つきを表す言葉として使われることになるのだがそれはまた別のお話。

まあでもその時のへプルは小学校5年生か6年生なのに今のしょうたよりももっともらしい話考えるのがうまくてストーリーテラーの才能あるよね……。
ほどなくしてSくん一家は転校してしまってどこで何をやってるかもわからないけど、へプルは爽やかイケメンのSくんとは対照的に小学生にして川口駅前のオフ会画像の戦場のオナニスト氏のような見た目だったから今頃ラノベ作家として大成してたりしてね……。
34-05-18

大都会熊本

諸事情あって少し前から広島に滞在してるんだけど、広島の"市内"って糞つまらないですね。(広島県民ごめん。)

別に広島のことを馬鹿にしてるんじゃなくて、工事現場や建て替えに向けて空きテナントだらけになったビルが多くてやってる店が全然ない……。
大規模再開発中の広島駅では駅ビルも更地になって、周辺には福屋 (デパート) とエディオンとビッカメぐらいしか商業施設がないけど政令指定都市の中心駅としてそのしょぼさはどうなんですか……!?
いや、熊本駅は最近までずっとそんな感じだったけどさ……。

まあ福岡も天神ビッグバンのせいでスカスカになってるのでそれと似た感じだね。

てか福岡と広島だけじゃなくて小倉や長崎や佐世保まで旦過市場の建て替えとか新幹線の準備で色々再開発が進んでいるけど、なんでみんな同じタイミングで動こうとするんですか!?
怒涛の再開発ラッシュに巻き込まれたせいかどうかは知らないけど、ジーンズメイトとかとらのあなとか色々な店が西日本から激減してるっぽいし本当に迷惑。
各市の偉い人で相談して再開発の時期をずらすとかやってほしいものです。
そっちの方が建設業界の人手不足解消に繋がるし、隣の町の買い物需要を取り込めるしみんな幸せになれると思うっちゃね……。

福岡や広島や小倉が巨大な工事現場になった今、西日本で一番の都会は再開発が一通り完了した熊本だよ
34-05-14

人生

最近いくつかのVNIのデビューまでの経緯について知る機会があったのでwebアーカイブを駆使してその様子を追ってたんだけど、パット見普通の面白サイトに見えても設立に至るまで管理人の中に様々な葛藤があったんだなとつくづく思います。
ちゆ12歳おねいちゃんの宗教イジリネタも単に笑いを誘うためだけにやっているのではなく、お兄ちゃんの過去から来る信念に基づいたものっぽいし、色々掘ってみると一見何も考えてなさそうなことにも深い意味があったりするものです。

バーチャルネットストーカーという行為の奥深さや重みを何重もの意味で感じました
普段のツイート、5chの書き込み、noteの怪文書、明け方の街、桜木町、急行待ちの踏切など、たとえくだらなさそうに見えたとしても、あらゆる発言にはその人の人生が何かしらの形で反映されている気がします。

しょうたですか……?
キャラを壊したくないので内緒ですよ。
とても暗い話になっちゃう……。
34-05-07

1/3の平成なダンス☆マン


しょうたはYOASOBIには全く興味ないんだけど、Youtubeで見かけたダンス☆マンの「夜に駆ける」アレンジは好きすぎて毎日聞いてます。流れるようなシンセのメロディやポップでディスコな感じが平成っぽくて……。
このアレンジには平成のJpopが濃縮されてるような気がします。

でも、ダンス☆マンに平成を感じてしまうのは当然のことかもしれません。
ダンス☆マンは黄金期のモーニング娘。や葉っぱ隊、KinKi Kidsなど平成を代表するグループの多くのヒット曲のアレンジや作曲を手がけているし、バックバンドのザ・バンドマンも福山雅治や広瀬香美のリミックスを手掛けたピストン西沢や、デジモンや金色のガッシュベルの主題歌の作曲でおなじみの渡部チェルなど平成を代表する名曲を影で支えてきた豪華すぎるメンバー

我々が平成ぽいと感じるメロディーの1/3ぐらいはダンス☆マン成分 (残りはゆずと恩田快人) なのかもしれない……。
34-05-03

大きな春見つけられなかった

最近季節の移りくぁわりが本当に早い。
ガタガタ震えてたと思ったら桜が咲いて、桜満開なのにもう夏日。
春なんて急行列車のように一瞬で過ぎ去っていく
秋も似たようなものだし、これじゃ四季じゃなくて二季だ。

こんなに春が短ければ「処処聞二啼鳥」と穏やかな春の眠りを楽しむことはできないし、お子達も小さい春を見つけられなくなってつまらないだろう。
そういえば「春を見つけた」で思い出したけど今年は小さい春どころか、西日本の民全員に襲い掛かる大きな春すら見かけなかった。

黄砂、飛んでなくない?

4月の空って黄砂で黄色く染まってるはずなのに、今年は1日ぐらいしか霞んでいなかったと記憶する。
目も例年ほどかゆくならなかったし空が妙にきれいだった。
春が短くなって気流が変わってしまったのかもしれない。

たしかに四季がなくなると春や秋の風流は楽しめなくなるけど、こんな感じでオンシーズンな厄災も減るし悪いことばかりでもないようだ。
最近巨大台風も減った気がするし……。
いや、それは代わりに集中豪雨が激増しただけか……。