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女性声優の少年役が減ったわけ

女性声優の少年役が減っている!!

女性声優のショタボっていいよね。緒方恵美さんみたいな子供と大人の狭間にしか出せないような声や、久川綾さんの少年役のような落ち着いた透明感のある声、小林ゆうさんのようなきらきら元気が溢れる声、いろいろなタイプがありますがどれも最高です。
ちなみにしょうたの声は以前Twitterで行った世論調査の結果●島●子さんが演じていることになってるから、しょうたの声はヒ●ウや神●仲●や二代目の冬●の声で脳内再生してね!

しかし、残念なことに「最近のアニメでは昔のアニメと比べて女性声優の少年役が減っている。」という悲しい声をよく耳にするようになりました。

実際、初代ベイブレードではメイン6人 (タカオ、カイ、マックス、レイ、キョウジュ、大地) は全員女性声優の担当だったのに、最新のベイブレードバーストDBでは公式サイトにキャラクター紹介があるメインキャラ9人中女性声優が演じるのは6人だけです。
まあホビアニはまだましな部類だ……。
酷いのは少年誌系作品。
「シャーマンキング」とか「うえきの法則」とか「焼きたて!ジャパン」とか少し前のアニメなら中学生どころか高校生相当の年齢の男子も普通に女性声優が演じていたのに、鬼滅なんてメイン3人全員男性声優だよ!
顔だけ見れば炭治郎はCV:藤田淑子、善逸はCV:皆川純子、猪之助はCV:斎賀みつきなのに……。
「猪之助は久川綾でもいいんじゃないの?」とか、ある程度の異論は認める。

巷では声優のアイドル化が原因と言われているそうですが……。

女性声優の少年役が減った理由については諸説あるようですが、声優のアイドル化が進んで、声優ビジネスで女性受けを狙うために男性声優の露出を増やす必要があるため、とか最近は高音を出せる男性声優が増えたためというのが通説となっているようです。しかし本当にそれだけが原因なのでしょうか?

一つ目の「声優のアイドル化」説は女性向け作品に関しては当てはまると思うのですが、別に女性受けを狙う必要がないちびっこ向けのアニメでは今まで通り少年役で女性声優を使い続けても問題ないし、逆に男性向けの作品だと少年役にも積極的に女性声優を起用しようという流れになるはずです。
実際に「ぴたテン」 (2002年) や「今日の5の2」 (2008年) など一昔前の男性向けアニメではメインの少年役も女性声優が演じて、ヒロインと一緒に声優ライブやアニラジに出てオタクをブヒたせてたし、声優アイドルでひと儲けを狙うなら女性向け作品に男性声優の起用を増やすのと同じように、男性向け作品では女性声優の起用がさらに増えるはずなので、しょうたはこの説は正しくないと思うのです。

「高音を出せる男性声優が増えた」説もありますが、女性声優並みの高音を出せる男性声優は現状では代永翼さんと村瀬歩さんぐらいです。0が2に増えたのでインパクトはありますが影響は限定的でしょう。

減っているのはクールな声を出せる女性声優

では女性声優の少年役が減った本当の理由は何なのか?
それはずばり、低音を出せる女性声優が減ったせいだと思うっちゃね。



これはしょうたが作った、2000年と2020年の人気女性声優ランキング上位の声優 (※) の出せる音域をアニソンカラオケの音程表を元にまとめた表なんだけど、近年の女性声優は低音を出すのが苦手な傾向にあるようです……。
シンカリオンでハヤトきゅんを演じた佐倉綾音ですら結構高め。
この高さだと小学生ぐらいまでのキャラなら演じられそうですが、中高生となるとかなり厳しそうです。
少年誌原作作品などと比べてホビアニでの女性声優の減少が進んでいないのはこの辺も関係しているのでしょう。

低音が苦手な女性声優が増えているのは、最近のアニメではクールさが魅力のかっこいいお姉さんより萌え萌え幼女の方が人気高音の得意な女性声優の方が需要があるためだと思われますが、クールなおねいさん役はもちろん、よいショタのためにも低音を出せる女性声優さんは必要な存在なので、女性声優さんの低音ボイスが再評価されることを切に望みます

※2000年はアニメグランプリ女性声優部門に入った声優。2020年の方は、アニメグランプでは声優部門が男女共通となって上位が男性声優に独占されてデータとして使い物にならなかったので、代わりにみんなのランキング女性声優ランキングを参考にしました。