もどる

アニメ・漫画関係の雑記

34-12-30

華奢な美形キャラの強さのルーツ

洋画のアクションやアメコミって本当に気持ち悪いですね。
別に最近のオタクみたいにポリコレガーというつもりは毛頭ありません。むしろしょうたの嫌いな部分はポリコレのおかげで中和されてマシになってる気さえします。
洋画のアクションやアメコミの何が嫌かって、謎のマッチョ推しだよ。
へーローも、”ヴィ” (アメーリケーンな発音で。) ランも、み~んな筋肉ダルマ。汗臭そうだしワキガっぽいし目に入るだけで電車に乗ってきたらこっちに近づくなオーラを全力で放ちたくなるような生理的な嫌悪感でいっぱい。あれのどこがいいんだ?欧米人の美的感覚がまったく理解できないよ。

一方日本のアニメでは (別にアニメに限らず俳優とかもだけど。) 、ラブコメからスポ根、アクション、やおいまでジャンルを問わず線の細いやや中性的な美形イケメンが人気ですね!しかも強い!
バトル漫画ではイケメンの主人公が華奢な体でパワー系 (噛ませ) を軽々と粉砕。
現実の野球部はじゃがいも畑だけど、スポーツ漫画の野球部はジャニーズの新グループと言われても違和感ない雰囲気の線細めのイケメンばっかり。
アメーリケーンなマッチョ揃いなのは、るろ剣以前のジャンプ漫画ぐらいデスカ?
こんな風に華奢な美男子のおかげで画面が華やかなのは素晴らしいことですが、フィクションにツッコミは無粋だとわかってても「物理法則や現実的な強さ関係を完全無視してるよな~。」と疑問を感じたことの一度や二度は誰しもあるでしょう。
今日は、線の細い美形でも強キャラな理由について11歳児なりに考えてみました。

絵の華やかさとかそんな商業的な理由ではなく、もっと深い所に原因はあります。それは

日本人の本能

武士のメインウエポンは何か知ってる?
刀……と答えたキミ。残念でした~!
日本刀が戦いの主力になったのは、幕末の志士と新選組の争いぐらいで、実際のところは弓が合戦の主役だったよ。
だから、近代以前の日本においては弓の名手こそ強い男です。
しょうたの弓道やってた友達も余計な筋肉がついてよくないからって腕立て伏せを禁止されてたから、腕立て伏せをそれっぽい変な姿勢でしかできなかったよ。
34-12-30

カプコンチャンネルのサムネの話

ロックマンエグゼのナンバリングタイトルを集めた「ロックマンエグゼ アドバンスドコレクション」が平成35年4月にswitchやsteamで発売されることになりました。
とっても楽しみですね。しょうたももちろん買います!!

それを記念してカプコンがYoutubeのカプコンチャンネルでアニメロックマンエグゼを配信。
……したのですが、サムネがなんか変なのです。

ロックマンがほとんど出てこない。
34-02-26

ハリウッド版ベイブレードは爆転準拠で!

ベイブレードがハリウッドで実写化されるらしいです。
プロデューサーはパイレーツ・オブ・カリビアンを手がけたジェリー・ブラッカイマー氏。
ヒットメーカーがついてるのでこれは期待できるね。しょうたもブレーダーの端くれなので公開が楽しみです。
まあ、実写版ドラゴンボールのようにヒットメーカーをつけて制作費もかけたのに大コケ……なんてことになる気がしないこともないけど。

さて、ストーリーや内容はどんなふうになるんだろうね……?
しょうたは爆転 (初代) 準拠でやるのがいいと思うっちゃね。
理由は二つあります。
一つ目は

派手なアクションを取り入れられる

からです。

最近のベイブレードのアニメは現実路線でやってるみたいでホビアニにありがちな謎パワーは出てこないので、これを実写にするとベイブレード大会の映像に視覚効果を加えただけという非常に地味なものになってしまいます。

一方の爆転だと、聖獣パワーでかまいたちを発生させてブレーダーが生死の境を彷徨うほどの重傷を負うブラックホールを生み出し建物を破壊するなどホビアニ定番のド派手なアクションが多いので面白くなりそうです。

ベイバトルに関係ない部分でも、アメリカの秘密研究施設への不法侵入中国の山奥での修行など実写化しても面白そうなアクションシーンがいっぱい。

え、不法侵入シーンは犯罪描写に厳しくなっている昨今の状況的にまずくない?……だって?
大丈夫です。二つ目の理由が帳消ししてくれると思うので……。
ベイブレードの映画を爆転準拠でやるべき二つ目の理由。
それは……

ポリコレ的に強い

からです。

爆ベイの主人公チームは日本代表でありながら、日本人 (純ジャパ) 、ロシア育ちの日本人、日米ハーフ、中国人という国際色あふれる構成。四半世紀前の作品なのに最近話題の人種的多様性にバッチリ対応しています。



最近のアメリカ映画ではトークンブラックといって人種団体からの批判をかわすために黒人俳優をねじ込むことが多いそうですが、そんな面倒なことをしなくてもアメリカチームなどに黒人キャラはたくさんいるし、それどころかミンミンという黒人ヒロインまでいるのでそっち方面の対策も万全。


黒人だけではありません。
コロコロアニキで復活したRisingでは月くんという男の娘が登場してLGBTもいます。
ユーロチームのオリヴィエくん (ちゃん?) も性別不詳で男の娘や男装の可能性もあるし……。

人種や性別なんてものはベイバトルの前には存在しないのです。

いるのは二人のブレーダーとDJだけなのです。


黒幕のヴォルコフがロシア人ということも爆ベイのポリコレ的強さを補強してくれます。
ウクライナとの戦争でロシアが世界的な悪者になっている昨今の状況からすると悪役の国籍に関する批判も起こらないので。
それどころか終盤でロシアチーム (=ボーグ) がヴォルコフ打倒のため主人公たちと協力する展開なので、ロシアを含む世界に向けた「悪いプーチンを倒そう。でもロシア人を憎むのはよくない。」という反戦メッセージになることでしょう。

ベイブレードによって世界平和が達成される日が来るかもしれません!!

(さすがにねーよ。)

もちろん初期タカオの魚のような表情やブレーダーDJの顔の歪み方とか映像化するのに難しい部分もあるけど、ハリウッド化するなら爆ベイが適任だと思うっちゃね。
34-01-29

ぴよこ版「ラ・ビ・アン・ローズと呼ばないで」の「目からビームはおしまいかにょ?」

デ・ジ・キャラット春休みスペシャルに「ラ・ビ・アン・ローズと呼ばないで」という話があります。
病気が原因でお淑やかな人格に変わってしまったでじこを直すためにうさだがミナタクと冒険を繰り広げるストーリーで、普段はでじこをライバル視して喧嘩を繰り広げながらも本当は誰よりでじこのことを思っているうさだの本心や、うさだ×ミナタクの恋愛模様を描いて、ファンの間では名作回として知られている話です。

この話ではうさだ→でじこの友情が描かれましたが、でじこのもう一人のライバル(?)のぴよこからでじこへの友情が描かれた話もあることは御存知でしょうか?
デ・ジ・キャラットにょ96話「目からビームはおしまいかにょ?」という話です。

ゲマがそこら辺の草で作ったお茶を飲んだせいで目からビームを打てなくなったでじこ。


早速噂を聞いたブゲ団(略すな)が営利誘拐しにやってきますが、ビームを出せないショックでマイナス思考になったでじこは「どうでもいいにょ~」と素直に誘拐されます。
しかし、そのタイミングで学校のチャイムが鳴ったのでブゲ団はでじこを解放。「いつでも捕まえられるから」と余裕たっぷりなようです。

放課後……
家に帰ったでじこの元にぷちこの居候先のあんころ堂の夫婦が「ぷちこが怪物がいる大裏山にでじこのための毒消しを取りに行った」と泣きながらやってきます。
どこかで見たことのある展開……。

ぷちこの危機を知ったでじこはビームが使えないにもかかわらず大裏山に急行しますが、ブゲ団が現れ「そろそろ誘拐したくなった」とでじこの行く手を阻みます。
事情を説明して誘拐は後にしてほしいと頼み込み頭まで下げるでじこですが、PKOの3人は「嘘つき―」「悪ですからなー」と通そうとしません。
しかし、ぴよこが動きました。
でじこの訴えに耳を貸し「何も見えないぴょ」と見えないふりをしてでじこをぷちこの元に行かせたのです……。


ぴよこがでじこ達と仲良く喧嘩しているシーンは結構あるものの、でじこをどう思っているか明示されているシーンはあまりないので、ぴよこが本心から「でじこお姉ちゃん」のことを大事な存在だと思ってるんだな~ということを実感できるぴよこ版「ラ・ビ・アン・ローズと呼ばないで」とも言うべき、シリーズを代表する名エピソードだったと思うっちゃね。